ユーザー入力

一般に、記録セッション中に記録したユーザー入力は記録したスクリプトで簡単に識別され、変更できることが望ましいものです。

Siebel Web クライアントのスクリプトでは、Java アプレットがすべての入力フィールドの値をサーバーに頻繁に送信するため、このことが特に当てはまります。新しいデータベースレコードが作成され (新しい顧客レコードなど)、レコードが続いて編集または参照される場合、入力 (顧客名など) 何度も記録したスクリプトに現れる場合があります。

Silk Performer Web Recorder は、次のような処理を行います。

次の項目のうちの 1 つが真である場合にフォームフィールド値がユーザー入力であると仮定して、ユーザー入力を検出します。
- 値が $ 記号で囲まれている
- 値がアンダースコアで囲まれている(_)
- 値が次の文字シーケンスで始まる： i.
核にユーザー入力に対して変数が生成され、スクリプトの元の値の場所で変数が使用されます。

ユーザー入力を含む記録済みスクリプトの一部

var
  gsInputNewName     : string init "$NewName$";
  gsInputNewSite     : string init "_NewSite_";
  gsInputiHttp_x_com : string init "i.http://x.com";

// ...

dclform
  SALES_START_SWE020 <ENCODE_CUSTOM> :
    "SWEMethod"   := "GetQuickPickInfo",
    "SWEViewId"   := "",
    "SWEView"     := "Account List View",
    "SWEApplet"   := "Account List Applet",
    "SWEField"    := "s_1_2_46_0",
    "SWERow"      := "0",
    "SWEReqRowId" := "1",
    "s_1_2_38_0"  := "N",
    "s_1_2_39_0"   := gsInputNewName, // value: "$NewName$"
    "s_1_2_40_0"   := gsInputNewSite, // value: "_NewSite_"
    "s_1_2_41_0"  := "(999) 999-9123",
    "s_1_2_37_0"  := gsInputiHttp_x_com, 
                           // value: "i.http://x.com"
    "s_1_2_49_0"    := "",
    "s_1_2_46_0"    := "",
    "s_1_2_44_0"    := "",
    "SWEBCVals"     := "@0`0`0`1``3``2`0`FieldValues`3``FieldArray"
                       "`4*Name8*Location17*Main Phone Number"
                       "`ValueArray`14*" + gsInputNewName + 
                       "14*" + gsInputNewSite + "10*9999999123`";

Web Recorder が検出できるように、これらの説明に基づいて記録中に入力値を選択します。